ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解
- 作者: トム・デマルコ,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2001/11/26
- メディア: 単行本
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この本を読みました。
僕はこのトムデマルコの本は過去にも読んだことがある。
ピープルウェアとデッドラインはよい本だ。ということでこの本を読んだ。
正直トムデマルコの書いてる内容「ちょっとちがうんじゃないかな〜」
なんて生意気に思ったりすることもある。
だけど、八割九割方同意できるし、
やはりコンサルの人たちから見ると、我々プレイヤーはティピカルな存在になっているという事実を実感できる。
そう、うっかりしていると典型的な悪い型にはまってしまうんだ。
自分たちのやり方しか知らないというのは非常に危険なことだ。
だから、こういう本を読んで、自分を振り返って
いろいろ思いをめぐらせてみるのはいいんじゃないかと思う。
気になった言葉
「効果と効率」
効果のないことを、効率よくやってても意味がない。
変化の最中は、どんな失敗でも、教訓を伝えるものとして尊重されるべきである。失敗した人はヒーローであり、変化の立役者である。失敗によって、その人は前にもまして尊重される。
プロジェクト全体に完成予定と完成目標の両方があり、予定と目標が大きく異なっているか。予定と目標が同じ場合、リスク管理が機能していない。仕事の完成が予想される最短日は、目標には最適だが、予定として最悪である。
ガントチャートをつくって、シュッとしたチノパンはいてればいいと思ってるプロマネはいなくていいです。