MIJSカンファレンス

MIJSカンファレンスに行ってきました。

もちろん、

Matzさん X 丸山不二夫さん

の対談をみてきました。


Matzさんのプレゼンの資料に
'no right reserved'
と書いてあって印象に残りました。


テーマは
日本人のエンジニアがどのようにすれば世界にはばたけるか?
みたいな。


一言でいうと
「英語」
というまとめになってしまうのですが、
一応、以下に箇条書き

ソフトウェア開発に付いて
  • アプリケーションで大切なのは、適切なタイミングで、適切なサービスが出来る事。
  • だから、SIerだよりではなく、ユーザ企業がソフトを作れる必要が出てくるのでは?
  • 開発者に自由を与えれば、生産性は高まる。
  • 型にはめようとすると、生産性は下がる。
  • 製造業とソフトウェア開発は違う。
  • しかし、製造業はボトムアップの意見を組み込み、生産性をあげるのがうまい。
  • ソフトウェア開発でそういう話は聞いた事がない。
  • むしろ生産性を下げる圧力がかかる。
コミュニティ運営に関して
  • コミュニティには喧嘩ごしで入ってくる人がいる。
  • しかしながら、「ナイスでいこうよ」みたいな感じでまとまる。
  • 何にせよやる気をそがないのが大切
世界に対して
  • コンピュータサイエンスを母国語で勉強できるのは、日独仏くらいなもん。
  • 故に英語で説明できなくなる。
  • が、技術レベルには大きな違いはない。
  • シリコンバレーに日本人がいないのは、日本で何とかなっちゃうから。
  • 逆にシリコンバレーで何かやるには、何をしたいのかが重要。
  • 英語に対する心理的バリアがある。
  • せっかくインターネット環境が整っているのに、日本人の人たちだけとつきあうのはもったいない。
  • 英語の新しい情報を得るだけで、日本では有利になれる。それをやらない手はない。
  • 世界を利用できるエンジニアになるといい。
日本の企業に対して
  • パッケージビジネスはなくなっていくのではないか?
  • フリーソフトウェアの流れにのってもメシはくえる。
  • 日本の企業はもっとオープンソースをサポートしていくべきだ。
  • しかし経営者がオープンソースに理解がない。
  • オープンソースブランディング、広告の対費用効果が高い。
  • なぜなら、人件費だけだから。sunでは2人分の人件費だけだ。
  • 日本のソフトウェアは質はいいと思う。
  • しかし日本の商習慣が世界にあわなかったりする問題がある。
  • 文化ニュートラルなソフトウェアが必要。
  • 日本語がちゃんと理解できるむこうの良いマーケッターを雇えば、日本のソフトウェアは売れるんじゃないか?


こんな内容だったかな。
途中でおなかいたくなった。対談終った後、ダッシュでトイレにいきましたところ、
すごいトイレでした。


雅叙園、すごいトイレ。