モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

ゴールデンウィークは読みかけの本を読み切ろう週間と位置づけているのか?って感じになっちゃっているんだが。この本も途中まで読んで数年放っておいた本です。。。

ちょうど、最近こんなツィートがありましたね。

Start Todayの前澤さんという社長の方なんですが、ダニエルピンクのTEDの講演を観た的な感じのコンテキストでした。

僕にとって彼はSwitch StyleのYou Suckなんですが、 さすがに上場企業の社長のですし、いろいろ勉強されているようですね。 いろいろ批判もあるようですが、僕は彼と同世代の人間だからか、彼の言ってることや、事業として行ってることも理解できます。

さて、話はそれましたが、それくらい今の経営者ってやつに影響を与えている本です。

この本にはヒトコトあって、インセンティブがらみで、スキナー批判(というか行動分析学批判か?)がいくつか見受けられたのが気になります。

マスタリーになるには、継続的な鍛錬が必要なわけで、内的モチベーションだけでその域に達することは不可能だと思います。 本能的な外的モチベーションも用いて(金銭的なモノではなく、朝のラジオ体操のスタンプ的な)行かなければ、現場で仕事をする以上、単純な継続仕事もあるわけですし。 また自己管理のために、行動分析学的手法を使うのはありでは?

とはいいつつ、全体的には同意できますし、ためになる本でした。

あと時々勘違いされている経営者の方がいるかもしれませんが、この本の手法をつかえるのは、基本給が平均より高いケースに限られるので、注意した方がいいですね。

インセンティブはモチベーションを下げるとかいって、適当に給料安くごまかせると思っている経営者の方、大間違いですよ。 良く本をよんでくださいね。