アジャイルサムライ−達人開発者への道−
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今日、僕の勤めてる会社に翻訳した方が、お話に来てくれるという話を聞きつけ
なんとか、今日までに読み終えようと思い、間に合った。
とてもわかりやすい本だと思いました。
いくつかの本を読んで、学んでいった事が、すっきりとまとめられている。
しかも敷居が下がっていて、実際にやってみる気になりそう。
これはスゴい事だと思うし、翻訳もとてもセンスがよいと思う。
この本の良い部分はリアルであることだ。
アジャイルとかいっても、実際は、理想の通りにはいかない。
フィーチャセット固定のプロジェクトは確実にあるし。
その現実をカバーできていると思う。
時折挟むジョークもテンポがいいし、読んでいて気分が良い。
気になったこと一覧。
- 自分自身が現場で確かめる(p.53)
- 司令官の意図をつかむ(p.53)
- エレベーターピッチのテンプレート(p.57)
- プロジェクトのコミュニティは考えているよりも常に大きい(p.68)
- 大きな仕事を成し遂げようと思ったら、それをもっと小さな、制御できる単位へと分割しなければならない(p.82)
- 時間、予算、品質。アジャイルサムライはこの三者のいずれをも固定する(p.88)
- インセプションデッキまとめ(p.96)
- 理想日(p.135)
- MMF(p.156)
- 個人の生産性を測るのは、プロジェクトマネジメントのダークサイドへの道(p.161)
- パーキングロットチャート(p.178)
- Work In Progressにできる作 業に上限を設けている(p.199)
- チームが大事にする事(p.227)
- チームの約束(p.227)