初めてのアジャイル開発 スクラム、XP、UP、Evoで学ぶ反復型開発の進め方

初めてのアジャイル開発 ?スクラム、XP、UP、Evoで学ぶ反復型開発の進め方?

初めてのアジャイル開発 ?スクラム、XP、UP、Evoで学ぶ反復型開発の進め方?


アジャイルの全体感をつかむならこの本は中々良い。

気になった点

  • リスク駆動型反復型開発 (p15)
  • プロジェクトの4つの変数 (p17)
    • スコープ(タスク)
    • 時間
    • 品質
    • リソース(人)
    • タイムボックスを使うと、上記4つの変数の時間が取り除かれる
  • 不確実性の円錐 (p22)
    • 反復型では、2回、3回のイテレーションが終わるまで詳細見積もりを待つ
    • プロジェクトの10%から20%が終わる頃に作成する。
  • 推奨文献 ラピッドデベロップメント スティーブ・マコネル(p28)
  • アジャイル宣言・原則 (p33)
  • アジャイルなプロジェクトマネージャーのための九つの原則 (p34)
    • クライアントにとって有用なものを出荷する。何が重視されるかを確認する。
    • 利害関係者が熱心に参加するように育てる。
    • リーダーシップ/コラボレーション方式を採用する。
    • 有能且つ協調的なチームを作り上げる。
    • チームが意思決定できるようにする。
    • タイムボックスを短く区切ったイテレーションを行なって早期にユーザ機能を出荷ス売る
    • 適応性を高める
    • 技術的卓越性を擁護する
    • プロセスに準拠するための作業ではなく、出荷するための作業を重視する
  • 六つのプラクティス (p34)
    • 指針となるビジョン
    • チームワークとコラボレーション
    • シンプルなルール
    • 情報の公開
    • 軽いタッチ
    • アジャイルな自戒
  • XPの12の基本プラクティス(p43)
  • クリスタル手法 (p43)
  • アジャイルモデリングプラクティス、ローテクハイタッチ(p45)
  • 推奨文献 アジャイルソフトウェア開発 アリスターコバーン (p47)
  • ソフトウェアの不確実性の原則 (p60)
  • 1994年に米国防総省は自身の標準(DoD標準)からウォーターフォールの要素を取り去り、反復型・進化型の開発を推奨するようになった (p72)
  • ウォーターフォールは「後で失敗する」ライフサイクル (p75)
  • 詳細設計書を完全に作成することと欠陥率が低いこととの間には、弱い関係しか見いだせない (p83)
  • 典型的なソフトウェアプロジェクトでは要求の25%が変更される (p89)
  • 機能の45%が一度も使われていない (p89)
  • ウォーターフォール失敗に関する調査 (p90)
  • 1970年代からIBMはIID手法を使っていた (p101)
  • 国防総省では、反復開発によってプログラムを管理しなければならない(p110)
  • ウォーターフォール誤解のウィストン・ロイスの論文(p125)
  • ウォーターフォールが推奨され続けている理由、説明・記憶が楽(p129)
  • スクラムを使って失敗する方法 (p155)
  • スクラムはプロジェクトマネジメント以外の作業分野は最低限の定義になっている(p165)
  • XPプラクティスのエクストリームな例 (p175)
  • XPの価値(p190)
  • XPを利用して失敗する方法(p193)
  • ペアプログラミングを行なうと会話が多くなるので、静かにしゃべる文化を広める必要 (p206)
  • 推奨文献 (p211)
  • パイプライン
    • agile UX的な感じだ。
    • しかしすべてのプロジェクトで適用できるわけではない。
  • ローリングウェーブ式計画、短期の適応型計画のこと (p312)
  • 予測型計画をソフトウェアプロジェクトに適用する事は間違っている (p314)
  • 広帯域デルファイ法 (p316)
  • 要求事項を先に決めるやり方法(一日の作業時間を先に定義する) (p327)
  • スキル習得は2、3回のイテレーションに分けて行なう(p328)
  • アジャイル計画のサポートツールXPlanner (p333)
  • ホワイトボードシート (p342)
  • プロジェクトのビジョンとビジネス目的をデイリースクラムで共有する(p345)
  • ムーア式ビジョン記述(p346)
  • 書籍 ユースケース実践ガイド(p351)
  • 受け入れテスト用ツールFitnesse (p360)
  • 反復型手法は何のためか (p372)
    • 生産性の向上・納品速度の向上・欠陥減少のためのものではない
    • 失敗のリスクを減らし、利害関係者が望むものを完成させる確率を上げる
  • カンバン方式も、トヨタに定着するまで10年かかった (p375)
  • アジャイルデータベース開発 (p397)
  • 作業分野思考WBS (p400)


この本重要。このくらいまとまっていると、他の資料を作ったりしやすそう。