ハッカーと画家


よみました。


富に関する記述がかなり響きました。


いま僕はいわゆるIT系とか呼ばれる会社に勤めているんだけど、
前に勤めていた会社はかなり労働組合が強かった会社で
というより、労働組合が経営してるみたいな会社で、
転職するときに、


「向こう(資本家?)側にいってしまうのか」


みたいな事を言われた。


そのあと、友達の結婚式でやっぱり転職するって話をしたら


「偽者は生き残れないよ、この先は」


みたいなことを言われた。


たしかに、ちょうどホリエモンの話があったりしたりして、
IT=虚業
みたいな話が多かったし、やたら儲かるみたいなパブリックイメージがあった。


なんかよくわかんないけど、なんでそんなこと言われなきゃいけないんだろうと。
IT=金に汚い
みたいな。


少なくとも、エンジニアとかプログラマーと呼ばれる人たちは苦労して、
世界に富(イコール金ではない。)を生み出そうとしてる。
「富」のかわりに「便利」になんて言葉をつかえばいいのかもしれないけど。


実際にインターネットで世界は変わっていってるし、
弊害もあるのかもしれないけど、
インターネットがなかった時代より、今のほうが世界が活き活きしてると思う。


長くなりそうなんで話をぶっちぎりますが、
なんにしても、今後も頑張る気持ちにさせてくれる本でした。