デザイン組織のつくりかた

デザイン組織のつくりかた デザイン思考を駆動させるインハウスチームの構築&運用ガイド

デザイン組織のつくりかた デザイン思考を駆動させるインハウスチームの構築&運用ガイド

  • 作者: ピーター・メルホルツ,クリスティン・スキナー,長谷川敦士,安藤貴子
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2017/12/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2018年は結構大変な年で、僕の勤めていた会社の組織改編があった。

僕は光栄というか、成り行きという感じで、簡単にいえば、「開発組織の長」的な立場になったんだけど、その開発組織には、「プロデューサ」「デザイナー」「エンジニア」の3職種のチームが混在しているって感じ。

今まではエンジニアチームのことさえ知ってればよかった。というか逆に人生経験として、エンジニアやエンジニア組織のマネジメントしかやったことない人が、どうやって、組織をまとめればいいのさって話。

この本を語弊を恐れず、大雑把に言えば

  • 組織構造
  • コミュニケーション

をどのように抑えるかっていう基本が前提として、そこにデザイナーの仕事っていうのを理解して配置するって内容の本です。

ただし、デザインの重要性は理解しておく必要があるので、基本的にIDEOあたりの一連の本はよく読んでないと、コンテキストが不在になるので、やばい。

後で書く

ハーバード・ビジネス・レビュー公式ガイド 社内政治マニュアル

ハーバード・ビジネス・レビュー公式ガイド 社内政治マニュアル

ハーバード・ビジネス・レビュー公式ガイド 社内政治マニュアル

風通しのよい職場とはいいもんだ。

仕事はしやすいほうがいいし、社内政治があんまり巧妙なのはいやなもんだ。 僕はいい大人なんで、転職活動なんかもかつてはしたことがあるし、その上で言うんだが、

「ウチには政治とかないから」

とか言う会社には多分行かないほうがいい。社内政治がないなんてことはありえない。それは僕がそう言う環境に行ったことがないから、知らないだけだとか言う人もいるかもしれないが、そうじゃない。

このブログを読んでる君が、会社の上司か同僚かわからんが、そういう人の愚痴をこぼすとするでしょう、それが「社内政治」だ。 人間が共同で働いて行く中で、政治がないなんて状態はない。

時間でも、お金でも、モノでもいいけど、何らかのリソースは配分しなければならない。 論理に基づいていようが、それを誰かが判断する。 それは政治でしょ。必要悪ってやつかもしれない。

つまり、社内政治とは、どのように取り扱うかが全てだと思う。 先にでた、転職活動の例でいうと、つまり、政治というものに鈍感すぎるんだ。

この本はそう言った社内政治をどのようにハンドルしていくかという、 一種の攻略本だ。

基本原則としては、「正直に自分の気持ちをポジティブに話す」ということに尽きる

続きは後で書きます、、、

文明はなぜ崩壊するのか

文明はなぜ崩壊するのか

文明はなぜ崩壊するのか

帯によると、トランプ大統領がレコメンドしている本らしいですね。 とはいいましても、本自体が2012年の本なので、まだトランプさんは大統領ではないですが。

さてこの本は文明というものに対してフォーカスしていますが、 実際にはこのアイディアは、ITシステム的なものであったり、会社だったりと、 システム一般に応用の聞くアイディアと考えられます。

文明が発展すると、システムが複雑になって、容易に問題を解決できないどころか、 問題を理解できないほどにまでなる。 その理解できない認識の壁を「認知域」と著者は呼んでいます。

それでも我々は問題を解決しようと奮闘するのですが、 それを阻むのが、社会的認知の壁、著者が「スーパーミーム」と言っているものです。 スーパーミームは綺麗にいえば

人々に受け入れられている、

  • 情報
  • 思考
  • 感情
  • 行動

に当たります。 もう少し、生々しい表現にするなら、

  • 常識
  • 伝統
  • 理論
  • 偏見

ということになります。 スーパーミームはバックグラウンドに伴う複雑さを隠蔽します。 「なぜ〇〇なのか」といった構造を理解せずに、丸覚えできてしまうので便利というわけです。

さて、著者は以下のようなスーパーミームがあるといいます。

  1. 反対という名の思考停止(不合理な反対)
  2. 個人への責任転嫁(非難の個人化)
  3. 関係のこじつけ(偽りの相互関係)
  4. サイロ思考
  5. 行きすぎた経済偏重

恐ろしいほど、現代日本を表しているようですね。

対処方法としては、短期計画がうまく言っている間に、長期計画を立てないといけない。 プログラミンで言うところのリファクタリングちゃんとしていかないといけない感ですね。

短期的な緩和療法では効き目がないので、

  • 並行漸進主義

的に、同時にガンガン緩和策をうつことで、まずは時間を稼ぎつつ、根本的な問題を解決するために

  • ひらめく

必要があると言うこと、というのが著者の主張です。

そのために、脳トレだとか、リラックスする時間が必要ですよと言う、 意外と最後は牧歌的になってしまったが、日本人には大切なように思います。

また、

  • 知識を獲得する
  • 知識を使って活動をする(ひらめきをうむ)

とひらめきが起こるための知識の統合を2フェーズに切っていて、 まーそうだよね、と思うのところもありました。

読んでいてとても楽しい本でした。 ついでに思い出を書いておくと、そこかしこで持ち歩いて読んでいて、 どっかに置き忘れてしまいなくしてしまったので、書い直してまで読んだ本です。

13歳からの反社会学 (角川文庫)

この本を読みました。 パオロ・マッツァリーノって人、かなり昔からwebページ持ってて、 統計から世の嘘を切ってた人なんだけど、語り口が好きでよく読んでました。

今回、初めて著作を購入したんだけど、あの頃のままのマッツァリーノでしたね。 全世代の13歳にオススメです

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術

読んだ。

  • 疲れは見えない、感じにくい、放射能のようなもの
  • 故に、時間で管理する
  • 2倍モード、3倍モード
  • 新型うつの考え方
  • 3割程度はつねに余裕をとっておく(ように自衛隊などはしている)
  • 無理をすると、ムラにつながる。
  • 感情は疲れるものである。

自分をコントロールすることや、リーダーとしての考え方の勉強になりました。

1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則 (1分間シリーズ)

読んだ。

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

読んだ。かなり良いと思ったので、また読みたい。後で書く。のか。。。