人間はガジェットではない (ハヤカワ新書juice)

人間はガジェットではない (ハヤカワ新書juice)

人間はガジェットではない (ハヤカワ新書juice)


人間がガジェットではないの当然だ。
この本は人間がガジェットでないことについて述べているのだが、
それをもうちょっとわかりやすく書くと

pp19 - 20

人間と技術との関係について十分に議論しておく必要がある。

という本だ。

  • なぜ問題なのか (p44)
    • 著者の考える、web2.0の問題点
  • 推奨活動リスト (p47)
    • web2.0で他人が活用する断片の源にならず、人であり続けるためにできる事のリスト
  • 輪にいれるものを変えると、自分自身も変わる。外周が移動すれば、輪の中心も移動する。 (p75)
  • 選択式のアイデンティティーで人を整理するようになった (p95)
  • みんなの意見は案外正しい (p107)
  • 今後、富を拡大できるのは優れた創意工夫のみである (p149)
  • 1990年代末から2000年代末にかけての10年間、先進国のポピュラー音楽にはスタイルと呼べるものが無かった(p231)
    • どうなんだろうなぁ?
  • ジュウシマツが多様な歌を歌うようになったのは、メリットが増えるからではなく、人間に飼育されて可能になったから (p294)
    • 自由(多様性)は生活が豊かだから?
    • 職業の多様化も豊かさがあがってきてからだな。
  • ブーバ/キキ実験は、言語的抽象化の一形態を単離するもの
  • 技術の進歩で人の寿命が延びると文化の変化は遅くなる。(p318)
  • ひじやひざの動きでバーチャルなひじやひざをいままでと同じように制御しつつ、増えた腕の制御も行なえるようになった。(p326)


面白いなぁ。