人間はガジェットではない (ハヤカワ新書juice)
- 作者: ジャロンラニアー,井口耕二
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: 単行本
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人間がガジェットではないの当然だ。
この本は人間がガジェットでないことについて述べているのだが、
それをもうちょっとわかりやすく書くと
pp19 - 20
人間と技術との関係について十分に議論しておく必要がある。
という本だ。
- なぜ問題なのか (p44)
- 著者の考える、web2.0の問題点
- 推奨活動リスト (p47)
- web2.0で他人が活用する断片の源にならず、人であり続けるためにできる事のリスト
- 輪にいれるものを変えると、自分自身も変わる。外周が移動すれば、輪の中心も移動する。 (p75)
- 選択式のアイデンティティーで人を整理するようになった (p95)
- みんなの意見は案外正しい (p107)
- 今後、富を拡大できるのは優れた創意工夫のみである (p149)
- 1990年代末から2000年代末にかけての10年間、先進国のポピュラー音楽にはスタイルと呼べるものが無かった(p231)
- どうなんだろうなぁ?
- ジュウシマツが多様な歌を歌うようになったのは、メリットが増えるからではなく、人間に飼育されて可能になったから (p294)
- 自由(多様性)は生活が豊かだから?
- 職業の多様化も豊かさがあがってきてからだな。
- ブーバ/キキ実験は、言語的抽象化の一形態を単離するもの
- 技術の進歩で人の寿命が延びると文化の変化は遅くなる。(p318)
- ひじやひざの動きでバーチャルなひじやひざをいままでと同じように制御しつつ、増えた腕の制御も行なえるようになった。(p326)
面白いなぁ。