ワインバーグの文章読本

ワインバーグの文章読本

ワインバーグの文章読本


論文のために読んどこうと思ったんだけど、ちょっとちがったかな。
でも、すごく人生レベルで役に立つことが多く書いてあると思う。


僕が一番感銘を受けたのが、
「第19章いつ終えるべきか」
だ!


どんなことが書いてあるかというと、
完璧でなければと、(本が)なかなかリリースできない とか、
出版物をディスられるんじゃないかとなかなかリリースできない とか、
んごんごんご。


その葛藤はすごくわかる。


僕は音楽をやっていて時々CDを出したりするんだけど、
まったく同じような心境になる。
最近は肩の力抜けてきたし、それなりに経験をつんだので、
ワインバーグさんと同じようなことを考えるようになってきた。


なんにしてもだ、世界(海外とかそういう意味でなく)に
自分の成果をさらす時の心構えみたいのがしっかりと書いてある。
文章を書く人のためだけでなく、広い範囲で「良い本だ!」
と言える本だ。


音楽やってる人にもお勧め。
著者の言う、自然石構築法はモノを作る人たちのどういったケースにも応用できるはず。