ふつうのLinuxプログラミング Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道
ふつうのLinuxプログラミング Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道
- 作者: 青木峰郎
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2005/07/27
- メディア: 単行本
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とうとう、、読み終わってしまいました。
僕の中でかなりバイブルになりました。
あまりにおもしろいので、ゆっくりゆっくりよみました。
そもそもlinuxプログラミングの本を読もうと思ったのは、
googleの鵜飼さん(http://blogger.ukai.org/)のなんかの講演で
googleではソースを書けなければ知っているとはいわない。
的なことを言っていたのに衝撃を受けた為です。
僕は大学を卒業し社会人になった時から、
研究室が情報系だったので(学部は電気電子だった)、ながれでサーバーの管理者をまかされまして
のほほんとずっとやっていました。
サーバーはだいたいRedHatで構築してて
webだったり、mailだったり、FWだったり、bindだったり
大体自分でたちあげることもできるし、運用も大体できるし、俺一人前だな〜
なんて思っていたんですよ。生意気にも。
しかし、鵜飼さんの話を聞いて、
僕は本当にlinuxを知っているとか、理解しているといっていいのか?
なんて思うようになった訳です。
ネットワークのプロトコルとかは勉強した事があっても、
自分で実装したことはないし、
「構築した」とかいっても、それはアプリケーションの設定をしただけで
実際に内部でどういうプログラムが動いているのかほとんど解ってないし。
もちろん、この本だってすべてを紹介してる訳じゃない。
基本的なAPIとかシステムコールについて教えてくれるけど、
linuxの深遠さにくらべれば、ほとんどさわりみたいなもんだ。
しかし、ここが重要なんだけど、
より深い知識に至る為の良書を紹介してくれている。
僕はそんなに本を読むタイプじゃないので、(技術書において)何が良書で、何が良くない本か解らないけど、
おそらく、参考文献だったりを紹介している本っていうのは
良い本の最低条件だったりするんじゃないだろうか。
しかし青木さん、本当に説明がうまい。
デブサミの時の話だと、現在コンパイラの本を書いているらしく、それも楽しみだ。
とりあえず、ふつうのプログラマーになれるようにがんばります。