less is more

シナプスがつながったので、失われる前にメモメモ


"Less is more"なもの作りと合議制と
http://satoshi.blogs.com/life/2008/02/less-is-more.html


上記記事を読んで。


最近、
人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))を読んでいるのだが、
上記ブログの

 理想的には、映画の「監督」や建物の「アーキテクト」のようにデザインに関して全権を委ねられる人を一人選び出し、「その人に賭けた」もの作りをするしかないと思うんだが。

の部分はおそらく人月の神話と共通する部分。
というか、おそらくブログ著者はそれを読んでいるだろうし。


37signalsと人月の神話は
今の今まで僕の中でまったくつながらなかった。
だけども、今強烈につながったので、ちょっと感動。


時代の差こそあれ、やはりソフトウェア開発の真理みたいのはあるのか。


そして、それって音楽にも共通するアイディアがあるような気がする。


それを哲学というのか?


kotorikobot
http://twitter.com/kotorikobot/statuses/732896202

全部教えるわけにはいかないからな、哲学を教えてやる


石井裕MIT教授のエンジニア哲学
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001268&vos=nytehtnb0000000003

哲学をもっていないと人は生きていけない。その哲学は、エンジニアにも研究者にも、それこそ、そのあたりのおばさんにも子供にも理解できる普遍的なものでなければならない


僕たちには人生すべてを語りつくす時間も、表現する方法も持ち合わせていない。
だから無限にあるように見える具体的なモノ、コトから、できる限り純粋になるように抽象化を行って
最小単位でありすべてである、哲学を抽出する。


ソフトウェアだったり音楽が、限られたリソース(時間とかね)である限り、
そこに哲学がある、モノ、コトは、結果としてシンプルになる。
しかし、より純粋なので、濃密。
結果として含まれる情報が多くなる。


逆に冗長になるモノ、コトは、哲学がそこにないから、
結果として得られる情報は少なくなる。


いまさらだけど、less is moreの精神が腹に落ちました。


そして、このエントリには哲学がないな。笑