一分間

韓国から帰ってきて、こんな本を読みました。

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!


1分間リーダーシップ―能力とヤル気に即した4つの実践指導法

1分間リーダーシップ―能力とヤル気に即した4つの実践指導法

結構古い本です。

僕は特にマネージャー志向じゃないので、そういう視点ではなく、
どのような人が求められているのか、という視点で読みました。


まず、なんにせよ、モチベーションというのが基本です。
モチベーションを管理してあげることで、生産性を高める。


ベースにあるのは、人間を信頼し、期待すること。


日本古来から続く会社組織というのは、
振る舞いでなく、人間性とかまで怒っちゃったりする。


そういうった、基本原則の上に、さらに上位の概念である、
個性とか、成長の段階っていうのも考慮に入れて、マネージャーは振舞う必要がある。


だから、人間っていう存在をよく勉強する必要がある。


たとえば、高すぎる目標はモチベーションを落とすとか。


プラスでも、マイナスでも振る舞いを評価するのは重要。
また、モチベーションが低い人の場合、叱咤するのは良くない。


いくつになっても、人間の成長の流れというものは、大体子供の成長と近いみたい。
よくよく考えると当然のことを改めて気づかされた。


人間(動物も)の社会の関係ってこういうことだよね。


最終的な目標は、ネズミ講のように
マネージメントし、セルフモチベートできる人間を増やしていくこと。


そう確かに会社に求められているのは、意欲があり、知識がある人だ。
そしてマネージャーは意思の疎通をしっかりしておく必要がある。
人間は歯車ではないのだから、
期待していることを伝えたり、評価していることを伝えるだけで
自発的に動くんだな。


共に在ろうとすることが重要。


以下は僕の持論。
同僚が一緒に働きたいと思う人になりたい、なれるように頑張る。


つまりこうだ、自分が一緒に働きたい同僚を思い描く。
そしたら、それに近づければいい。
結構シンプルだと思う。


なんにしても、親身になってやるってコトが大切なんだな。