ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
- 作者: ピーター・ティール,ブレイク・マスターズ,瀧本哲史,関美和
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/09/25
- メディア: 単行本
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意志だね。意志。
響いたところ
カジンスキーの人間の目標の分類
通称ユナボマーが優秀な人だったとはしらなかった。
- 最低限の努力で遂げられる目標
- 真剣に努力しないと遂げられない目標
- どれほど努力しても遂げられない目標
確かに、目標は大抵遂げられてしまって、目標自体を見つけにくい時代なのかもね。 レコードブームは懐古主義と断じる。確かにそうかも。
原理主義者の考え方
テロリストやトレンドセッターだけでなく、原理主義者はみなそう考える。 たとえば、宗教的な原理主義者は、難しい質問の存在を許さない--- 子供でもすぐに応えられるような単純な真実か、そうでなければ説明できない 神の火石化のどちらかしか存在しないと考えるのだ。
最近の偽医学とか、陰謀論とかもそうだなーっと、斜め上の理解をしてしまった。
競争は資本主義の対極にある。
なに!?ちょっと意外な切り口。 競争によって収益が失われる。うーむ確かに、能ある鷹は爪を隠すと。
先人の通った道は行き止まりかもしれない。隠れた道を行くべきだ。
響いた。
スタートアップに関わる人
スタートアップに関わる人は
バスに乗るか、乗らないかのどちらかしかない。 フルタイムか、雇わないか、にしたほうがいいって話。 たしかに、体重乗っけて一緒にやると、楽しい感じがしていいよね。
営業とか大事って話
差別化されていないプロダクトでも、営業と販売が優れていれば独占を築くことはできる。
はじめから、完全に強い製品なんて作れない。売り方も大事。
プロフェッショナルとは?的な
弁護士は多面的な問題への解決策を、相手に応じて違うように説明できなければならない--- 相手がクライアントか、敵の弁護士か、判事かで、説得方法は変わる。
確かにそうだ。生身のプロの人間は機械とは違う。 コミュニケーションや、コンピュータでは感じ取れない感覚も用いて、仕事をする。
コンピュータは仕事を競う敵か問題
最も価値ある未来の企業は、コンピュータだけでどんな問題を解決できるかとは問わないはずだ。人間が難しい問題を解決するのをコンピュータがどう助けられるだろうかと考えるだろう。
コンピュータを使えるようになるのは、重要ですね。
AIが人類を超えて敵になるのでは問題
冷静な人たちが今後数十年でより良い未来を創っていく可能性は、その両極端の間のどこかにある。
ターミネーターとかマトリックスとか見てる人が不安になるのかな。 どちらにしても、極端じゃなくて、うまくやったほうがいいよねって話。
どんなビジネスも答えを出すべき7つの質問
- エンジニアリング
- タイミング
- 独占
- 人材
- 販売
- 永続性
- 隠れた真実
この質問に応えられるように考えるのが大事 この本は、この質問に集約される。
社会目標と利益目標の板挟みに関して
なるほど。誰も解決しようと思わないような問題こそ、一番取り組む価値があるか。。。
なんか熱かった言葉
偉大な創業者は、彼ら自身の仕事に価値があるから重要なのではなく、社員みんなから最高の力を引き出せるから重要なのだ。
まとめ
第一歩は、自分の頭で考えることだ。古代人が初めて世界を見たときのような新鮮さと違和感をもって、あらためて世界をみることで、僕たちは世界を作り直し、未来にそれを残すことができる。
シンギュラリティにも触れながら、良い未来をつくる意志付けをしてくれてる良いお言葉です。